
FCバルセロナの未来を背負う18歳、ラミン・ヤマルが、クラブの歴史に新たな1ページを刻みました。
2025-26シーズンから伝統の「背番号10」を背負うことが決まったヤマル。その発表後、わずか24時間で7万枚のユニフォームが売れるという驚異的な記録を達成し、クラブ史上最高の売上を記録したとスペインメディア『クレマニア』や『カデナ・コペ』が報じています。
◆“メッシ超え”の衝撃──売上1700万ユーロ(約17億円)
ヤマルの新10番ユニフォームは、販売開始から瞬く間にオンラインショップと店舗で飛ぶように売れ、売上額は1700万ユーロ(約17億円)にも達しました。この数字は、過去に同じ背番号10を背負ったリオネル・メッシやFWネイマールの記録をも凌ぐものです。
クラブのマーチャンダイジングを担当する子会社「BLM」も、「このリズムのまま行けば、シーズン全体で記録的な売上になる」と公式にコメント。バルセロナというブランドの中核を、いまや若きヤマルが担っている事実が浮き彫りになりました。
◆ラミン・ヤマルとは何者か?
スペイン代表でもすでに主力としてプレーしており、2024年のEUROでは決勝までチームを導いた天才ウインガー。バルセロナのカンテラ(育成組織)出身でありながら、18歳にしてクラブの象徴「10番」を継承するのは異例中の異例です。
ドリブル、スピード、創造性、そして勝負強さを併せ持ち、かつてのメッシと重なるプレースタイルが「次世代のバロンドール候補」と称される理由です。
◆「10番」を背負うという意味
バルセロナにおける「10番」は、単なる番号ではありません。
- ヨハン・クライフ
- ロナウジーニョ
- リオネル・メッシ
バルサの10番は、クラブの哲学と伝統を体現し、世界中のファンの夢を背負う存在です。そこに、若干18歳のラミン・ヤマルが名を連ねるということは、クラブが彼をいかに“本物”と確信しているかを示しています。
◆「ラミン・ヤマルの時代」へ
今回の記録は、ただの売上数字ではありません。それは、バルセロナのファンが「ヤマルを中心に据えた新時代」への期待を表明した証でもあります。
彼がバルサの10番をどのように背負い、どんな伝説を築いていくのか。世界中のサッカーファンが、その一挙手一投足に注目しています。
編集後記
バルセロナの10番といえば、サッカー界で最も重い背番号の一つ。そこに現れた新星・ヤマルが、期待を背負いながらも初日から“メッシ超え”の快挙を達成したことは、彼のスター性と影響力の証明です。
これからの時代、バルセロナの顔はラミン・ヤマル。
その成長を、私たちは歴史の目撃者として見届けることになります。
参考:www.goal.com
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