参院選で注目!「スパイ防止法」って何?わかりやすく解説

第一声をあげる日本保守党の百田尚樹代表=2025年7月3日午前10時57分、東京都港区、筋野健太撮影

背景と参院選での注目

参議院選挙(7/20投開票)では、安全保障・治安対策が大きな争点に。自民党はその一環として「スパイ防止法」を公約にも盛り込みたい考えです。 

提言の内容まとめ

自民党の「治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会」(高市早苗氏ら)は、5月27日に石破首相へ提言を提出。提言では「諸外国と同水準のスパイ防止法」制定の検討を強く求めています。 

以前、スパイ防止法案は40年前に国会で審議未了で廃案となっており、今回は40年ぶりに制度化の機運が高まっています。 

なぜ今、この議論が重要なのか?

  • サイバー攻撃、情報漏洩、偽情報拡散など、国内外を問わず治安リスクが多様化・高度化。
  • 国民の信頼を守るため、政府・民間双方で体制と予算の整備が急務です(自民党提言)。 

🕵️‍♂️ 各政党の立場を比較!「スパイ防止法」をめぐる主張

参院選の注目テーマ「スパイ防止法」について、各政党がどう考えているのかをわかりやすくまとめました。

🟦 自民党

✅ 立場:推進・積極的

  • 党の「治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会」で提言をまとめ、公約に盛り込む方針。
  • 「他国同等の抑止力が必要」と強調。
  • 同時に「国民の自由や報道の権利にも十分配慮する」としています。

🟨 公明党

✅ 立場:慎重

  • 与党の一角ながらプライバシー保護を重視。
  • 「表現の自由や報道の自由を脅かす恐れがある」として党内議論を慎重に進める姿勢。

🟩 日本維新の会

✅ 立場:賛成・推進

  • 「国際的に見て日本の安全保障体制は遅れている」として、早期法制化を主張。
  • 国民民主と共に審議入りを求める立場です。

🟦 国民民主党

✅ 立場:賛成寄り

  • 維新と同様に「スパイ活動は主権侵害」と位置付け、強化を公約に明記。
  • ただし「恣意的運用は排除する」制度設計が条件。

🟥 立憲民主党

✅ 立場:慎重~反対寄り

  • 「機密の範囲が曖昧で、市民監視に繋がる恐れがある」と批判。
  • 特に報道や学術研究への影響を問題視。

🟥 共産党

✅ 立場:反対

  • 「基本的人権を脅かす危険な法案」として一貫して反対。
  • 戦前の治安維持法を引き合いに、「監視社会への逆戻り」を強く警戒。

🟥 社民党

✅ 立場:反対

  • 「思想・表現の自由を侵害する法律は許されない」と批判。
  • 「監視強化は民主主義の後退」と主張。

🟥 れいわ新選組

✅ 立場:反対寄り

  • 「監視の拡大による市民活動の萎縮」を懸念。
  • 必要な場合は現行法の厳格運用で十分としています。

🟧 参政党

✅ 立場:賛成寄り・推進

  • 「安全保障の強化は最優先課題」とし、スパイ行為や外国勢力の影響排除を公約に盛り込む姿勢。
  • ただし「国家権力の暴走には歯止めが必要」として、監視の透明性や独立した監査機関の設置を条件にしています。

💡 まとめ

スパイ防止法は、「国家の安全保障」と「国民の自由・権利」このバランスをどう取るかが最大の争点です。

引用:

東京新聞デジタル
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https://ja.wikipedia.org/wiki/スパイ防止法

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