トランプ氏、日本との関税交渉に再び強硬姿勢 「30~35%の関税」も示唆

アメリカ前大統領、トランプ氏が日本に圧力

2025年7月1日、アメリカのトランプ前大統領は、日本との関税交渉について強硬な姿勢を示しました。

トランプ氏は「ディール(取引)ができるか疑わしい」と述べ、日本が過去数十年にわたりアメリカから一方的に利益を得てきたと主張。さらに、日本に対して30%から35%という高率の関税を課す可能性を示唆しました。

アメリカ トランプ大統領 (以下引用)

「私は日本に手紙を書く、日本は私たちが求めることをやってくれない。だから、日本には30%か35%か、我々が決定する関税を支払ってもらう」

過去の不満と強硬な物言い

トランプ氏は演説で、次のように批判しました。

「日本はとても強硬で、我々から搾取してきた。だから今回の取引に同意するのは難しいだろう」

また、「日本は米国のコメを必要としながら買わず、逆に日本の自動車も購入しない」と指摘し、貿易関係が「非常に不公平だ」と不満を表明。

日本に対してこれまで以上に厳しい姿勢で臨む考えを改めて明確にしました。

関税引き上げをちらつかせ圧力

今回の発言では、具体的に「30%か35%、我々が決める関税を支払ってもらう」とまで踏み込んでいます。

トランプ氏は4月にも「相互関税」を提唱し、日本の輸入品に24%の関税を課す案を公表しましたが、今回の発言はそれをさらに上回る税率です。

これにより、再び日本への圧力を強め、譲歩を引き出そうとしているとみられています。

日本への影響は?

仮に30~35%という高率の関税が現実となれば、自動車や農産物を中心に日本企業の輸出競争力は大きく低下します。

米国市場への依存度が高い産業にとっては大打撃で、日米間の貿易摩擦が再燃する可能性も否定できません。

まとめ

トランプ氏は大統領時代から「アメリカ・ファースト」を掲げ、日本をはじめとする同盟国にも妥協を許さない交渉姿勢で知られてきました。

今回の発言は、2025年の大統領選挙を視野に入れた支持層へのアピールの側面もありますが、日本にとっては大きな警戒材料です。

今後の交渉がどのように展開するか、引き続き注視が必要です。

引用:news.yahoo.co.jp

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